秋花粉

花粉症の現状

本日本には多くの人が花粉症の症状を発症しており、花粉症に悩まされています。
花粉症の現状がどうなっているのか見ていきます。
具体的に言うと、花粉症の患者数は2,000万人以上もいるそうで全人口の15%以上にもなるそうです。
しかも現在後発症するという予備軍も多数いて、其の数もほぼ同数近くにのぼるそうです。
歳別にみると中学徒で約4割近い人が花粉症になっており、80歳以上の高齢者にはほとんど花粉症の人がいないという事実がわかっています。
例え現在発症していなくても、体の中に蓄積される花粉の量が増えていけば、其のうち発症する可能性が高いのです。
ですから、現在花粉症にはないという人も、花粉が飛散する時期にはマスクをするなどして極力花粉を体内に取り込まないように、そして蓄積させないようにして予防することが肝心なのです。

花粉の飛散量は前の年齢の夏、気温が高くて日射量が多い時ほど翌年齢の花粉飛散量が多くなります。
そして1月の気温が高い時ほど飛散は早い時期から始まります。
スギ花粉のピークが2月から4月で飛散が終わるのは5月上旬です。
ヒノキ花粉のピークが3月から5月です。
スギに反応する人の多くはヒノキにも反応します。
花粉の飛散ふる距離は気象条件などにもよりますが100kmも飛ぶことがあるので、近所だけにはなく周辺地域の情報にも注意しなければなりません。

日本国内にスギが増えたのは、戦後スギを大量に植林したためです。
最近は花粉の飛散量が100分の1程度というスギを品種改良して植林していますが、成長して伐採できるまで50年齢スギはかかるのですぐに効果は現れません。
また花粉の幹に注入することで、飛散量を96%も減らすことができるという液体も現在開発途中にあるそうです。

ヨモギやブタクサなどが原因の花粉症は8月から10月ごろに発症します。
鼻水やくしゃみなどの症状が風邪と紛らわしく、夏風邪と思い薬を飲んでも中々治らないということが有ります。
ヨモギやブタクサなど秋の花粉症は風邪と区別することが必須です。
最近にはコドモの花粉症も増えています。
小さいころから花粉を浴びないように注意することが必須なのです。